1387/1000 津雲公園(大阪府吹田市)

4:00
津雲公園は、千里ニュータウンの津雲台にあり、かつての丘陵地の頂部を残した形状の公園です。
園内は、その頂部を挟んで2ヵ所の平坦地に分かれており、西側が遊具広場、東側が土敷きの多目的広場となっています。

遊具広場はちょっと古めの鉄パイプ製の遊具が多く、幼児から小学生まで色々と遊べるようになっています。

訪れた日は親子連れで賑わっていたので、たまたま人気のなかった遊具のみ個別に撮影。
カラフルな土管群。最近、これだけまとまってある公園は少なくなってきました。

モンゴルのゲルからフェルトを取っ払ったかのような遊具。ビニールシートで屋根をかければ、そのままキャンプに使えそうです。

逆円錐台のラダー遊具と登り棒の組み合わせが美しい遊具は、ダイダラボッチがコーヒーを入れる時に使うドリッパーみたいです。

広場の方はこんな感じの草敷きの広場で、これといった特徴はありません。

が、広場外周の山裾部分の木陰にはせせらぎが流れていて、なかなか良い景色を作っています。

きちんと調べたわけではないのですが、ぐるっと回って見た限りでは雨水に頼っているようです。外部から公園内に入ってくる流れはないので、ここが最上流域。そして集水域は園内のみですから、流れを維持するのはなかなか大変です。

そのあたりも考えてのことでしょうか、近隣の市民組織の方々が、斜面地の雑草を育てている旨の掲示がされていました。

丘の麓にはお地蔵様がありました。
お堂の中に由来書があって、2体のお地蔵様、とくに右側の古い方のお地蔵様の数奇な由来が記されていました。元々は、大阪南港の区画整理事業の際に出土した古い船の中から130体ほどのお地蔵様が見つかり、そのうちの1体だそうです。

中央の丘は、アカマツ林の下に常緑樹が多く育ってきたような植生で、関西の丘陵部らしい景色になっています。

丘の中には細い園路が通っていて、訪れた時には保育園の子供たちがお散歩中でした。
どんな場所にもその場所なりの自然環境があるわけですが、年月を経たニュータウンの環境は子供たちの環境教育・情操教育に適したものになっているので、どんどん使ってもらいたいと感じる津雲公園でした。

(2016年5月訪問)

Share this

Related Posts

Previous
Next Post »