「ベイサイドリゾート」と聞くと、なんだかラグジュアリーなホテルやゴルフ場が並ぶ大型リゾート施設のように思えてしまいますが、じつは泉南市にある住宅地の名前でして、そこにあるのが関空ベイサイドリゾート公園。
遊園地さながらの大きなウェルカムゲートに迎えられ、カモメの下を通って園内に入ります。
ゲートだけでなく、花壇にもカモメがいます。SINCE 2003。
そして、街区の真ん中に細長く置かれた公園に、両側から住宅地内通路が何本も入ってくる構造になっており、園内も中心部に多くのアイテムが置かれていて両側を通るしかないため、全体的になかば通路のような構造です。
カモメの次は恐竜だ。トリケラトプスの噴水です。
結構しっかりと作り込まれたトリケラトプスが、岩に前足を掛けて、遠くに向かって吠えています。
柵があるので遠目ですが、質感からみてFRP造ではないかと思います。
もともとは口から水を吐く構造ですが、この時は完全に停止して、口の中は乾ききっていました。
トリケラトプスに限らず、「恐竜×噴水」というアイテムを今までに見たことがないので、ぜひ作動している様子を見たかったものです。
ちなみに、調べてみると、サンタモニカのサード・ストリート・プロムナードという繁華街には、恐竜×噴水×トピアリーというオブジェをたくさん設置しており、そこにはトリケラトプスの噴水もあるようです。
もしかしたら、ベイサイドリゾートの関係者の方も、サンタモニカに行ったことがあるのかも知れません。
サンタモニカの恐竜噴水:Google Street Viewより https://maps.app.goo.gl/bkDRm6dBK8Mk4B548 |
恐竜噴水の奥には、バスケットコートだったもの。
ゴールがすでに体をなしておらず、今となっては何に使えば良いのかわからない場所になっているので、通り過ぎてその先のメリーゴーラウンドに向かいます。
こちらがメリーゴーラウンド。
砂場の中に遊園地風の円屋根を掛けて、その下を揺れる動物遊具が丸く囲んでいます。
しかし、そこにいるのはなぜかライオン。
世の中にはウマ型1亜種やウマ型34のように、いまにもクルクル回り出しそうな揺れる動物遊具も存在するのですが、ここでは採用されなかったようです。
できたての頃にいちど来てみたかった、関空ベイサイドリゾート公園でした。
(2024年7月訪問)
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