ここ数回で訪ねている杉並区松庵(しょうあん)地区は、戸建てが多い閑静な住宅地なのですが、幹線道路を一歩外れると狭い道路が多く、江戸時代からの農地割を残したまま宅地開発が進んだふしがあリます。
そうした地区なので公園も小さなものが多いのですが、ここ松庵3丁目公園はとくに小さく、区の資料では約230平米の狭小公園です。
小さな敷地のわりにはしっかりトイレがある横をすり抜けて園内に入ると、マツやモミジなど和風の植物が多用された園内に、小さな水遊び場、揺れる動物遊具、そして登り棒があります。
水遊び場の外周部には粒の揃った玉石が敷き詰められており、日本庭園の“洲浜”の技術が用いられています。全体的に和風を意識したつくりであることは確かです。
ではこの登り棒も和の技法なのかと考えますが、とくにそういうものでもなさそうです。
ただ、動物遊具や水遊び場がターゲットとする幼児には難易度が高いように思われます。
小さい中にも色々と気づくところがある松庵3丁目公園でした。
(2024年10月訪問)
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