No.3971 白老アイヌ民族記念広場から家一軒分だけ挟んだところに、町施設の白老生活館があり、これの建物の隣に、わりとしっかりとした広さの遊び場があります。
おそらく町の制度上は都市公園ではなく、生活館の付帯施設ではないかと思うので、ここでは「白老生活館の隣の遊び場」と呼びます。
「生活館」は、北海道の自治体が、地域のアイヌの皆さんの生活文化の向上や社会福祉の充実を図るために設ける施設ですが、中身としては集会室や調理室、相談室などがあるので、いわゆる地区公民館や集会所のようなものと考えてよいと思います。
本題の遊び場。ざっくり1,500平米くらいある一面の草敷きの広場で、その中にポツリポツリと遊具が分散配置されています。
広場の端まで行って、生活館を眺めます。
遊具に影響されない広場部分もかなり大きいので、ちょっとした地域イベントや、災害時の一時避難などにも使えると思います。
遊具は4連ブランコ、滑り台、ジャングルジムなど標準的なものが並びます。
遊具は無理して外観で個性を出すこともないのですが、生活館の正面にアイヌ特有の渦巻棘々文様の装飾があったことを思うと、公園にもなにか取り入れられないものかと思ってしまいます。
ちょっと変わったものとしては、ずいぶん小さなジャングルジムや、
廃止された箱型ブランコの跡などがあります。
生活館も建て直したばかりのようなので、公園部分も少しリニューアルを考えたくなる白老生活館の隣の遊び場でした。
(2024年10月訪問)
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