No.3907 もすりん橋公園で登場した戸ノ内地区、その中央にあって地区名を冠しているのが戸の内公園です。
No.3907と同様に、周囲の住宅地区改良事業の一環でわりと最近に大きく再整備されており、今風の明るく見通しの良い小公園の姿になっています。
敷地は南北方向に長い長方形をしており、南が少し高く、北は低くなっています。これもNo.3907と同様に、低いところに雨水の表面貯留の機能を持たせているからです。

水が溜まらない高いところが、遊具コーナーと休憩所のスペースになっています。
遊具は、少しだけパーツが豪華な滑り台、2連ブランコ、揺れる動物遊具などが置かれています。
2連ブランコは、なぜか、てっぺんの横梁部分のペンキがすごく剥がれています。人が触ったり、なにかに擦れたりする場所でもないのに、なぜでしょうか。振動で、ちょっとずつ剥がれ落ちていくのでしょうか。
揺れる動物遊具はアシカ型9として本ブログに先行登場したものと、トリ型30が置かれています。もともとのボディに、白いプラ板パーツを後から手作りで付け直しているので、今ひとつ正体がつかみにくいものです。
後はステップ遊具。地味ですが、遊ぶ以外にも、座り場所や、子供たちのちょっとした物置き場として活用されます。
その隣が、休憩スペース。いわゆる屋根があって雨が避けられる休憩所と、格子屋根で雨が降ったら濡れてしまうパーゴラとが並んで置かれています。
そして、敷地全体の外周をグルリと囲むように、園路が通っています。
大雨の時には広場に水を溜める構造になっていると書きましたが、この園路が堤としての機能を持っているわけです。また、水が溜まっている時も散歩などで公園が使えるようにする役割も果たします。
道端の草むらには、所々に石造のオブジェが隠れています。隠れる気はあまりなかったのに、草が繁って隠れてしまっているだけかも知れませんが、探して歩くと楽しめます。
カエルやカメはすっかり草に埋もれて、表情もわかりにくくなっています。
カッパは、背が高い分だけ草むらから飛び出しているのですが、おかっぱ部分が大きすぎて、いまいち表情が見えにくくなっています。
カエル、カメ、カッパと、なんとなく水辺の仲間たちが集められているのは、やっぱり広場が池になることがあるからでしょうか。
実際、どれくらいの頻度で水が溜まる設定になっているのかは分かりませんが、この南側の広場全体が池になれば、それはそれで、面白い遊び場になってしまうようにも思います。
ここの高低差分の20センチほどは溜まるのですから、ちょっと見に来たくなるし、来たらきたで子供でも膝丈くらいの深さなので、バシャバシャと遊んでしまうのではないでしょうか。
ところで、右側の戸の内公園から、道を渡ったところも公園になっており、島開子ども広場という園名板が建っていました。
ただ、隣に新しい公園ができたせいか、こちらはあまり利用されておらず、人が入らないから草が繁ってくるという悪循環になっていました。
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