全身が真っ赤なニワトリの形をしたトリ型。以前に採集したトリ型30の色違いなので、亜種として掲載します。
ただ、じつはこの2つ、同じ公園の同じ場所にいる同じトリなのです。
下写真が、2016年に撮影したトリ型30なのですが、これのボディの外側に付けられている白パーツだけを取り外して使っていたものと思われます。時間経過で赤みは落ちて朱色がかっていますが、その中でも日焼けの程度が違っているところがあって、白いパーツの名残がうっすらと見て取れます。
白パーツがすごく汚れたり、落書きなどでみすぼらしくなったために、脱皮して全身が赤いニワトリになったと捉えるべきでしょうか。
ところがその後、別の公園で、白いパーツを手作り改修しているものに出会いました。
きっとここでは、
- 白いパーツが汚れてきたので新しいものに取り替えたいと思った
- でもメーカーに問い合わせたら、「旧モデルなのでパーツがない」とか「取り替えるよりも新しいものにする方がお得ですよ」などと言われた。
- 仕方がないので、もとの外装パーツを見ながら、手作りでプラ板をカットして貼り付けた
といった流れがあったのではないかと考えます。
だから、端の方はサイズがうまく合っていなかったり、
どうしても取り外せないステップ部分をくり抜いて取り付けたりと、手作りならではの苦労が見られます。
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