No.3841 九合一号公園に続いて、群馬県太田市の九合(くあい)地区にある九合二号公園。
No.3841と比べると半分くらいの広さで、広場も少なめなので、全体が遊具広場のような雰囲気になっています。
でも色々と遊具がある中でも、いちばん印象に残るのはカエルの水道。パーゴラの横に置かれているのですが、水飲みや水遊びなどの機能はなく、下向きのごく一般的な蛇口から水が流れ落ちるだけのものです。
水を流すためのパイプ、蛇口はお腹の前の方に付いていますので、カエルボディの九分九厘は装飾だという、非常に豪華な作りです。と言うか、このボディは、他の公園では遊具として置かれているものなので、それを改造して水道を埋め込んでいると思われます。
カエルの横に立って、見渡した園内主要部。児童公園としては一般的な遊具が並んでいます。
滑り台や4連ブランコなど、古いものが多いのですが、とくに大きな改修を受けることもなく、元気に使われています。
ペンキが全体的に淡い色合いなのは、もともとパステルカラーなのか、日に焼けて退色したのか、両方が合わさってのことなのか、などと考えてしまいます。
園内のどの遊具も、だいたい同じ色合いなので、「ある時期に一斉に塗り替えたのだろう」とは思うのですが。
でも、どれも何色も使って、パーツごとにきれいに塗り分けてあるところに、ペンキ職人の技のようなものを感じます。
そして、忘れてはならないのが、出入口の輪っかトンネル遊具。「出入口から楽しく遊べる」は、No.3841と共通する設計思想であるようです。
カエル、ペンキ、出入口と、小さいながらも見るべきポイントが多い九合二号公園でした。
(2024年5月訪問)
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