神戸市長田区の駒ヶ林は、古くから栄えた港でしたが、1960年代に埋め立てられて新港となり、長田港と名付けられました。
この埋立とあわせて通された幹線道路が、それ以前からの区画道路と交わるところにできた細長い三角地が、駒ヶ林三角公園になっています。
三角地そのものは、底辺20メートル、高さ90メートルくらいの鋭角すぎるものなので、尖った角の先端は公園には入れずに、小さな植栽帯のように使われています。
しかし、公園に入れた範囲でも幅狭すぎて、とくに何にも使えない部分が30メートルほど続いています。
幅が10メートルくらいになるあたりから、利用可能な空間になってきて、動物遊具とパーゴラが置かれています。
このあたりが利用の上でのメイン空間ですが、できることと言えばパーゴラの下で腰掛けて、道行く車を眺めるのが中心になります。
パーゴラの横手の方に、コンクリート製の記念碑がありました。詳しめの碑文が付いており、1975年(昭和50年)11月に建立されたもので、「防潮堤工事完成10周年」と「21万地域住民の要望による環境衛生設備完成10周年」を記念して建てたと刻まれています。
「21万地域住民」というのが、地域と呼ぶにはずいぶん数が多いと思うのですが、おそらくは、それくらいの処理圏域を持つ流域下水道と下水処理場が完成したことを記念しているのだと思います。
100メートルほど南に向かうと、扉付きの防潮堤がありました。
これの竣工が1966年(昭和41年)だと書かれているので、記念碑の10周年とは微妙に合わないのですが、まぁほかにも工区があって時期が多少前後するのかな、などと自分を納得させた駒ヶ林三角公園でした。
(2026年2月訪問)








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