坊の島(ぼうのしま)公園は、箕面市坊島の住宅地の中にある小公園です。
No.3804 白島公園で登場した白島地区の西にあたる古くからの農村をベースに都市化した地区ですが、旧集落内には公園用地がないので、集落を東に外れたところに造られています。
そしてNo.3804では、白島を「ハクシマ」と読むか「ハクノシマ」と読みのか混乱しましたが、ここはわかりやすく「の」書き、さらにローマ字でも「ボウノシマ」と書かれているので間違えません。
園名板がある出入口からは、駐車場と消防団詰所とに挟まれた路地のような園路を通って中心部に向かいます。
するとまず、小さな池と噴水が目に飛び込んできます。
この雰囲気からして、おそらく以前は公園全体が溜池で、埋め立てて公園にした後に残ったところを噴水池にしたものと思われます。
噴水池ではありますが、四阿の横は階段状の親水護岸風に仕上げられており、柵のところまでなら、軽く足を踏み入れられるようになっています。けっして澄んだ水ではありませんが、子供がちょっと遊ぶくらいなら使えそうです。
今入ってきた園路は、園内を半周くらいしており、それがずっと桜並木の下なので、なかなか良い景色です。
そして、それ以外は平坦な広場。遊具のほか、トイレやベンチも充実しており、多用途に使える広場です。
遊具コーナーは、パーゴラの周りに木製複合遊具&砂場と4連ブランコが設置されています。
複合遊具は、滑り台、タイヤブランコ、雲梯を組み合わせたもの。
でもタイヤブランコは取り外されています。この状態になった遊具をよく見かけるのですが、タイヤをぶら下げていた横棒部分を、なにか別の遊び用に改造できないものでしょうか。
4連ブランコは、1つだけ幼児向けのバケット式が採用されています。
園外に出れば、かつて全体が溜池だった頃の名残の高低差も見受けられる坊の島公園でした。
(2024年4月訪問)
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