白島公園は、箕面市白島にある小公園です。この地区は、もともとは千里川沿いの山裾に発達した農業集落ですが、すぐ西に新御堂筋が開通してからは住宅地に変貌しており、今の白島公園の周りもほぼ住宅地です。
地名の読みについては、市役所のHPでも「ハクシマ」と「ハクノシマ」読みが混在しており、色々見ていると、どうも最近になってハクシマからハクノシマに改められたようで、現地近くの町名表示板もハクノシマになっていました。
しかし、本来はハクノシマの方が古い読み方のように思うので、昭和の町名表示の施行時に漢字を素直に読むハクシマにしたものを、「本来の読み方に戻すべきでは」みたいな議論があってハクノシマになったのではないかと考えてみます。真相は知りませんが。
であれば、公園名は整備された時期からしてハクシマ公園だということになりますが、現地では漢字表記だけなので、読み方はわかりません。町名変更をしたら、町名由来の公共施設名も変更になるのでしょうか。
それはさておき、園内。
正三角形に近いかたちをした敷地の一辺が大きく道路に面しており、そこに1ヵ所だけ出入口が開いています。
入って左に2連ブランコと砂場、奥の方に幼児用の小さな滑り台があります。
まるい砂場は、とてもシンプルなモノ。
そして幼児向けの滑り台。高さは低いのですが、傾斜はけっして緩くはないので、小さな子どもたちはけっこう楽しめます。
それら遊具とは少し離れた入った右側には、4本柱のしっかりとした休憩所があります。イスとテーブルも備えられているので、大人たちものんびりと過ごせそうです。
ほかにも、公園の規模の割にはベンチがいくぶん多めで、災害時対応の用具入れが下に隠れている大型防災ベンチも備えられていました。
天気の良い日には、のんびりと本でも読みたくなる白島公園でした。
(2024年4月訪問)
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