かどのわき西公園は、No.3573 かどのわき中央公園から、西へ300mほど離れた復興住宅の隣に整備された小公園です。
集合住宅から直結する園内には、2連ブランコ、揺れる動物遊具、テント張りの休憩所などがあり、ご近所の子供たち向けの遊び場仕立てになっています。
揺れる動物は、本ブログではイルカ型7に分類されるもの。最近のモデルではスプリング部分がカバーで覆われることが多いのですが、ここのものは剥き出しです。
大人向けの健康器具が集まる一角もあります。
休憩所は、ヨットを思わせる軽やかな帆(屋根)と、流線型の船体(ベンチ)とが組み合わされたもの。
惜しむべきは、メインエントランスの正面に建てられた細丸太。一瞬、なんのことかと戸惑いますが、このパターンはNo.2167 六号通り公園で学びました。
細丸太の高さ2.5~3mくらいの苗木、シンボルツリーポジションなので、おそらくサクラかなにかの花木を植えたものの枯れてしまい、添え木だけが残ってしまったのでしょう。
いちど津波を被った後に造成した生育条件の悪い土地でもあり、植栽樹種や土壌、植え方を吟味するひと手間が欠けていたのではないかと、すこし残念に思います。
ぜひ吟味の上、もう一度よい樹を植えて育てて欲しいものです。
津波を経て、この地に戻ってきた皆さんと一緒に歩んでいくかどのわき西公園でした。
(2023年11月訪問)
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