大手北公園は、No.4145 大手公園から北へ200メートルほど離れた住宅地の裏にある、どうにも目立たない小公園です。
なにしろ、住宅の裏に回り込む通路が1つだけ。そして、ここには園名板も何もありませんから、ここが公園だと知らないと、通路に足を踏み入れることさえ躊躇してしまいます。
15メートルほど入って、曲がり角で右を向くと、向こうの方に園名標柱が見えてきます。
資料によれば公園面積は約1,200平米あるので、標柱から先が公園区域だというわけではなく、今までの通路や、左手に見えている草むら(としか呼べない小広場)も区域に含まれていると思われます。
もともと急な斜面地で、そこを3段くらいに切り分けて土留を作っているのですが、1段ずつの幅が狭く、実際の利用にはまったく適していません。
下段は、一番広いところで幅4メートルくらい。そこにティラノサウルスとトリケラトプスの揺れる動物遊具、ベンチが置かれていますが、すっかり草に埋もれています。
中段は、造成上の必要で作られたとくに幅狭の段で、柵があって人が入ることはできません。
でも草の茂り具合では、下段も中段も変わらないというのが悲しいところです。
そして階段を上って上段へ。ここは斜面の樹々が覆い被さってくるためか、草は少なめなのですが、枝葉が張り出しているので、使い勝手の悪さは似たようなものです。
園内主要部を改めて見渡してみると、こんな感じ。
ここから山の方へハイキング道でも通じていれば条件が変わってくるのですが、ここが住宅地の裏の突き当りですので、どうしようもない状態です。
明治終わりから大正にかけて、この付近には、桃で名高い百々園、梅と黄櫨で有名な清友園といった観光花園があったそうですが、ずいぶん様変わりしてしまった大手北公園でした。
(2025年9月訪問)









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