兵庫県三田市にある人造湖・千丈寺湖畔の公園を巡るシリーズ。
岡の谷公園は、その中でも一風変わっており、古墳が保存されている小公園です。
もう少し近くで見たいのですが、7~8メートル手前に柵があって、これ以上は近づくことができません。
■現地の解説板より「岡ノ谷古墳」
古墳時代後期(約1400年前)に築造された直径約20mの円墳。内部に横穴式石室と呼ばれる開閉が可能な、全長10.5m、最大幅2.15m、高さ2.7mの部屋がある。
副葬品として多量の土器、直刀、鉄鏃、馬具、ガラス、小玉等が出土。
1976年に発掘調査が実施された。
仕方がないので、カメラのズームで頑張ってみますが、これが目一杯。
もともと被っていたはずの土がなくなって石室が剥き出しになり、もとは谷に降りていく手前の斜面上部にあったものが谷がダムになって湖畔の古墳になっているので、どうにも往時のイメージは掴みにくくなっています。
三田市の資料によれば、公園の南端あたりでは竪穴式住居や掘立柱建物など集落跡の遺跡が見つかっているそうなので、古墳時代には多くの人が住んでいた様子が窺われる岡の谷公園でした。
(2023年5月訪問)
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