鳥取市の湖山(こやま)地区は、鳥取市街地が拡張していく時期に、大学・高校などを集めた文教地区として開発された性格も持つ住宅地なのですが、そこにある鳥取県教育センターと湖東中学校とに挟まれたところに、湖山公園があります。
園内は、砂丘の松林の雰囲気を残す小さな丘の区域と、一段低い位置にあるグラウンドとその周りの区域とに大別されるので、まずは南側から松林に向かいます。
松林の手前に少しだけ遊具があって、これは「切株渡り」とでも呼べるアスレチック遊具。
鎖に繋がれている切株は固定されていないので、上手に歩かないとグラグラするというものです。
でも小学校も高学年くらいになると、背の高い方の丸太の上をヒョイヒョイと渡っていそうです。
その先、まだ松林には入らないところに、複合遊具。2本の滑り台と登攀壁などが複合しています。
そして、休憩所を挟んで松林に入ります。
松林に入りました。本数にすれば30~40本くらいで、そこまで広いものではありませんが、景色としてはよくまとまっています。
高さ15~20メートルくらいの樹も多く、明るい木陰を作っているので、下に入りたくなる林です。
そのせいか、松林の下にも遊具が入っていて、夏でも多少涼しく遊ぶことができます。
これはターザン遊具の出発点。
このグラウンドと同じ高さのところにも、少しだけ遊具が集まる一角があって、小ぶりな複合遊具と、揺れる乗物遊具、ベンチなどが置かれています。
少し広めの公園ではあるので、公園を挟んで東・西どちらの住宅地からも歩いて行きやすい場所に、遊具広場を作ろうと考えて、2ヵ所に分けたのでしょう。
緑も遊具も豊かな湖山公園でした。
おまけみたいな写真になりますが、湖山公園から北に出たところに、もう一つ小さな公園があったので記録。
湖山町北6公共空地と名付けられた鳥取市の施設ですが、もう何年も、ほぼ通り抜けにしか使われていないことが見て取れます。
(2024年8月訪問)
0 件のコメント:
コメントを投稿