兵庫県三田市の人造湖・千丈寺湖畔の公園を巡るシリーズ。下青野公園は、その中でもいちばん北端にある公園です。
そもそも、千丈寺湖は北からの青野川、東からの黒川という2本の川が合流する付近をダムで堰き止めてつくられており、下青野公園は青野川沿いの最上流で、下青野集落に近いところにあります。
公園の敷地はダム湖に架かる大堰橋を挟んで南・北に分かれており、北側はテニスコートや大きな園地、駐車場など、南側には遊具コーナーや広場があります。
テニスコートは、スタンド付きのセンターコートを入れて12面もあるので、スポーツ合宿などにも使える規模です。
テニスコートから北側は、川沿いの緩い斜面地を使った園地になっています。
専用施設はありませんが、好きな場所にテントを張ったり、バーベキューをしたりもできるので、週末レジャーとしては手頃な場所でしょう。
真っ平らではなく、川に向かって斜面になっているところが良いです。
自然と走りたくなる感じというか。
これで青野川の河原に出ることができればなお良いのですが、やはりダム管理との関係など色々と事情があるのでしょう、フェンスで隔てられた向こう側を眺めることしかできませんでした。
仕方がないので川沿いに歩いて、大堰橋の下をくぐって南側の園地に向かいます。
このあたりはダムの貯水状況によって、普段は河原に生えているのであろうヤナギなどが水に浸かってしまうようで、マングローブ林のような面白い景色になっていました。
こういう環境になると人は近づきにくいので、野鳥が多いのではないでしょうか。この時も強力な望遠レンズを持ったカメラマンが何人か訪れていました。
そして、こちらが南側の遊具コーナー。
遠くからわざわざ遊びに行くような大型複合遊具ではなく、滑り台やブランコなど、わりと見慣れた遊具が並んでいます。
北側ブロックは遠方からの利用者も期待できるものでしたが、南側はご近所の子供向けという仕分けでしょうか。
広場もけっこう広くて、南側ブロックだけでも一つの公園として成り立つほど。
サイクリングやドライブがてらに立ち寄るのも楽しい、下青野公園でした。
(2023年5月訪問)
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