三十六(みとろく)は尼崎市の旧・今北地区の小字名で、なんとなく古代条里制に関わるような気もするのですが、実際の由来などはよくわかりません。
No.3417 芋公園のすぐ南には市営三十六団地もあるのですが、そこからは東へ少し離れたところに三十六公園があります。
住宅地の中の900平米弱の小公園ですが、滑り台、ブランコ、鉄棒などオーソドックスな遊具のほか、軟体動物系のコンクリート滑り台、ネット遊具、ラダートンネル遊具など少し個性派の遊具も置かれており、広場空間がほとんどない遊具過多ともいえる施設内容となっています。
まずはオーソドックス遊具の代表格。金属製の滑り台。
4連ブランコは、2連分ずつの柵が付いたもの。尼崎市内でよく見かけるスタイルです。
続いては、コンクリート製の3つ滑り部がある滑り台。本ブログでは、コーヒーカップ型と呼ぶには無理があると思い、滑り部などの曲線に目をつけて軟体動物型と総称しています。
滑って遊ぶのは当然ですが、トンネル遊びもでき、階段は螺旋階段で豪邸ごっこもできるという優れものです。
お次はラダー系の遊具。
緩やかな曲線を描くラダートンネルは、トンネルの中をくぐり抜けようと思うとかなり大変な長さがあります。
太鼓橋型のラダー遊具に、市松模様の横置きラダーが繋がった不思議な遊具。
開園当時に、近くの鉄工所で溶接して繋げたような風情が漂います。
2つが繋がっていることで、SASUKEのように、平らなところを第1ステージ、太鼓橋を第2ステージとして渡り切るような遊びができます。
そうしたアスレチック系の遊びなら、木製のネット遊具もあります。
ネットの下にまで入り込んで遊ぶ子供は少ないようで、ここだけが草の生育が旺盛です。
こちらは木製のジャングルジムとも言えるラダー遊具。頑張れば、中央の一本だけ突き出た柱に登ることも出来ます。
時には詰め込み過ぎも楽しい三十六公園でした。
(2023年3月訪問)
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