以前に阪神・武庫川団地駅の東にあるNo.111 上田東公園を訪ねましたが、駅の西側にあるのは上田南公園です。
駅の東も西も住宅地なのですが、西の方が一世代古い開発のように見受けられ、公園も上田南公園の方がやや年季が入っています。
駅の方から入っていくと、まず小さめの土敷きの広場があって、奥に進むと広がって遊具コーナーがあります。
No.2931 上田第1公園とも少し似た状況なのですが、全体的に常緑樹が多く、とくに外周部にたくさん植えられているため、どこか重い印象を受けます。
季節や天候によっても印象は変わるので一概には言えませんが、生育状態が悪くて細いカシやクスも多いので、少し間引いてスッキリさせる方が良いと思いました。
さて、遊具コーナまで来ました。標準的な滑り台と砂場、4連ブランコなどがあります。
この砂場と隣のパーゴラの周りに、コンクリート製の動物遊具が集まっています。
ゾウやウサギはあちこちの公園でよく見かけるタイプのものですが、すっかり色褪せて、元の姿を失っています。
日光や雨が当たりにくいペリカンの口の中だけに、昔の赤色が残っていました。
そして、これは誰?
顔や体全体のフォルムはラッコなのですが、ラッコを象徴する「仰向け」になってないところが謎です。アシカの赤ちゃん?
さらに最大の謎はこちら。ワニかトカゲあたりなのかとは思うのですが、
みんなもっとしっかりと造形してもらっているのに、これだけ非常に手抜き感が漂うというかなんというか...
また、この動物だけほかと違って角ばっているのは、砂場の中で遊び台として使うことを考えてのものでしょうか。
ボーッと見ているとプラナリアのようにも見えてきて、異世界に迷い込んだ感のある上田南公園でした。。
(2021年10月訪問)
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