豊岡市街地を流れる戸牧(とべら)川が、大磯川と合流する直前に、宵田(よいだ)通りに架かる宵田橋をくぐります。この宵田通りは、古くからの豊岡の商業地であり、近年は豊岡名産のカバンの製造・販売業者が多く集まる「カバンストリート」として売り出し中です。
そうした中心地ということもあって、戸牧川沿いのひまわり公園と、宵田橋とが一体的に広場っぽく整備されています。
デコボコしていてうまく全体像が撮影しづらいのですが、戸牧橋から上流側に向かって、半円形に突き出したステージ状の部分から、もう公園区域だと思われます。
ただし、戸牧川に蓋をするような格好になっているので、河川区域との重複もあるのかと考えます。
そこから、川の北側(左岸側)と南側(右岸側)のどちらにでも行けるのですが、北側の方が広く、トイレや休憩所なども設置されて、どちらかと言えば観光・賑わい向けの空間となっています。
公園としての正面も、こちら側に設定されていると思われ、立派な門柱が置かれています。
あまりにも立派なので「元々は宵田橋の親柱だったのではないか?」と考えてみますが、今のものとはかなりデザインも違っていて、よくわかりません。
ここが都市公園として開園したのは、1972年(昭和47年)のことなので、それ以前の宵田橋の写真などがあれば、もう少し考察もできるのですが。
そもそも、宵田通りが栄えたのは、江戸時代にこの付近が船着場になっていたからなので、それをイメージさせるかのような階段状の護岸が作られています。が、川底との高低差が激しく危険なので、柵があって立入ることはできません。
北側広場の一番奥、屋根付きの休憩所の向こう側に、なにやら石仏のようなものが祀られているのを見つけました。
いわゆる双体道祖神、夫婦道祖神と呼ばれるものに思えます。
しかし、豊岡や但馬地方ではあまり見かけないタイプなので、どうしてここに祀られているのかと考えてしまいます。
門柱といい道祖神といい、どうにも考察が難しいアイテムが登場してしまうのですが、それに比べると、川の南側(右岸側)の遊び場はわかりやすく、人工芝が敷かれた中に、滑り台が2本くっついた遊具が置かれています。
大小で形が違う滑り台がくっついているわけですが、だからと言って向こう岸の双体道祖神に引っ掛けて選ばれたわけではないと思います。
カバンストリートを歩き疲れた時にちょうど良い、ひまわり公園でした。
(2026年5月訪問)












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