豊岡市の中央公園は、市街地を流れて円山川へと注ぐ戸牧川と大磯川沿いの3ヵ所に分かれて設置されているのですが、それぞれ所在地などから採る地区名、例えば「中央公園戸牧地区」とかではなく、「いこい」「であい」「ふれあい」というカッコ書きの副名が付けられています。
そのうちの最下流にある中央公園(いこい)。戸牧(とべら)川が円山(まるやま)川と合流する排水機場の横手にあります。
...と書くと、地区名のカッコ書きと漢字の読みがなが混在して変になるのが、このブログ作者の技術力の限界です。
戸牧川の両岸に分かれて設置されているので、公園専用の人道橋が架けられています。片側だけに塔が建つ単塔吊橋ですが、塔そのもののデザインが少し凝ったものなので、なんとなく写真を撮りたくなってしまいます。
橋の上から眺めた園内。見えている範囲の川の両岸ともが中央公園(いこい)で、中央奥に見える建物の向こうあたりからは、中央公園(ふれあい)に移り変わるようです。
逆に橋の上から眺めた排水機場。
この付近では戸牧川にも愛称が付けられており、「いこい川」と言うそうです。まぁ普段は緩やかな流れで、公園の一部のような扱いになっているのでしょう。
吊り橋を渡ったあたりが遊具広場。その背景に見えている小山のような斜面地は、円山川の堤防です。
遊具広場は、わりと最近に遊具が入れ替えられたようで、まだ新しい複合遊具などが並びます。
複合遊具は幅広、トンネル、傾斜がキツめのフリーフォールという3本の滑り台を備えたもの。
けっこう大きくて人気だと思いますが、川沿いの木陰が少ない場所に設置せざるを得ないので、夏場は暑くて大変でしょう。せめてもの暑さ対策で、遊具全体の下に柔らかい遮熱マットを敷いて欲しかったように思います。
その横には、幼児向けの複合遊具もありますが、こちらも同様。
あと、大型遊具としてはロープピラミッドやターザン遊具、さらにミスト噴水などもあって、遊具の充実度はかなりのものです。
その横は土敷きの広場ですが、陸上トラックも兼ねているようで、きれいな楕円形の横に、50メートルほどの直線が取られています。
そして、今まで見てきた遊具広場などよりも2メートルほど高くなった場所に、蒸気機関車が静態保存されています。
車両はC57-11号機。1937年(昭和12年)に製造され、但馬地域を走って1972年(昭和47年)まで現役だったそうです。
■現地の解説板より
この蒸気機関車(SL)は比較的物資に恵まれた時代にうぶ声をあげた戦前型で部材の良さが目立ちます。
当初、このスマートな姿を山陽本線に登場させ特急「かもめ」を引っぱり、その後、お召列車の大役を果たした輝かしい経歴を持って豊岡機関区に移り豊岡を基地とし、京都、姫路、米子と旅客列車をリードして但馬の住民には一層なじみ深いものになりましたが、国鉄の無煙化と共に昭和47年10月現役を引退することになりました。
豊岡市では、このSLの過去の栄光を記念して但馬地域の鉄道網の拠点、豊岡の地に展示保存し、歴史の流れを知る教育資料として役立てることとしました。この新しい名物を力強さのシンボルにして何時迄も、かわいがり大切に保存しましょう。(豊岡市)
保管場所には屋根があり、一段高いところに置かれてSLの魅力の一つである巨大な動輪を間近に見ることができるので、なかなか良い展示場所だと思います。
ちょうど私が訪ねた時は、ボランティアの皆さんが塗装の補修作業の真っ最中でした。
もう少し上流に行くと、また遊具コーナー。こちらは小ぶりな複合遊具と砂場、鉄棒くらいがあるので、全市から子供たちを集める大きな遊具広場とは使い分けて、ご近所の子供たちがちょっと遊ぶ用なのかも知れません。
その横手には、バスケットコートやスケボー場も整備されています。
これらは大型遊具以上に新しいので、公園全体を、徐々にリニューアルしている様子が伝わってきます。
いつまでも豊岡市の皆さんの憩いの場であって欲しい、中央公園(いこい)でした。
(2026年5月訪問)
















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