三田松坂(みた・まつざか)町は、昭和の中頃まで用いられた町名で、魚籃坂を北へと下りて行って、古川にぶつかる付近にあたります。
”松坂”については、コトバンクに「明治2年(1869)に成立した町。-中略-麻布永松町の松の字と坂道(魚籃坂か)からとったという(芝区誌)」と書かれています。
さて、現在は港区三田5丁目にある三田松坂児童遊園。入口にはダルマ落としを模した園名標柱が建てられています。
「なぜダルマ?」と考えてみますが、とくに理由は見当たらず、子供たちを楽しませたいというシンプルな思いからのものでしょう。
車止めもダルマ。足下の舗装は亀甲模様で、細かなところで手が込んでいます。
でもダルマはここまでで、遊具は2連式の赤い屋根が付いた複合遊具です。
滑り台の横から園内を眺めると、一番奥に舞台のようなものがあるので、そこまで行ってみます。
と思ったら、舞台の手前に、見えていなかった2連ブランコが現れました。道に面した間口が狭く、奥に行くと広がる旗竿型の敷地をしているからです。
そして改めて、奥の舞台のようなもの。
地上よりも2段ほど高い位置に、細かなタイル細工で、でんでん太鼓のような三つ巴の文様を描いています。先ほどのダルマと合わせれば、和風×子供の遊び道具をデザインに取り入れていることがわかりました。
でんでん太鼓の周りは、植込みの縁がロングベンチになっており、何十人でも座ることができます。
その裏に、近所の家々の隙間を縫うような細街路が通っているのですが、ここが公園区域なのかどうかまではわかりません。
ダルマが見守る三田松坂児童遊園でした。
(2025年12月訪問)










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