芝浦中央公園は、山手線に新しくできた高輪ゲートウェイ駅のすぐ東、ただし、駅出口は西向きにしか開いていないので、けっきょく品川駅から歩いた方が早い場所にあります。
ここは東京都の下水処理施設の上部に蓋をしてつくられた、人工地盤上の公園ですので、本ブログの分類では屋上公園にあたります。
しかし、下写真のように下水処理場の上にいることを露骨に思い出させるような場所はごく限られており、全体的には都心でありながら、広々とした空が楽しめる、なかなか素敵な公園です。
品川駅港南口から歩いていくと、品川シーズンテラスのビルを通り抜けて公園に入ることができます。ビル内を通らないルートもありますが、こちらの方が歩きやすいと思います。
ビルを通り抜けて、公園側に出ました。オシャレな水景施設があるあたりは、まだシーズンテラスの敷地ですが、奥に広がる公園部分と一体的な整備がされており、利用者はとくに境界を意識せずに行き来ができます。
公園部分とは整備コンセプトも揃えてあり、生物生息場になる小さな水辺や、展望台的な盛土山などをポイントに置きつつ、屋上ですがそれなりの量の高木植栽も配しています。
展望台というほどの高さはありませんが、でも、あれば上りたくなるのが盛土山。
小さな子供たちの成長を促したり、中高年のちょっとした運動にも役立ちます。
上ってみると、高輪ゲートウェイシティの高層ビルがよく見えます。向こうのほうが伸びてきたことで、こちら側の眺望が良くなった気がするという稀有な例です。
そのまま北へ進んで、公園区域へと入っていきます。
こちらには噴水式の水遊び場などもあるのですが、全体的には芝生、盛土山、池といったアイテム中心で、シーズンテラスの区域との連続性が保たれています。
訪ねたのが真冬だったので写真はさっぱりですが、大きな湿生花園が売り物です。
このあたりの水の活かし方は、いかにも「下水処理場の屋上の公園」という感じがします。
デッキは通路として歩くだけでなく、休憩場所のように広がっている部分で休むこともできます。
もう少し奥の方まで進んで撮影したかったのですが、この日は保育園の子供たちがたくさん遊びに来ていたので、ここはパスして先へと進みます。
湿生花園の北側には平坦な芝生広場があるのですが、訪ねた時は工事中。仕方がないので、ここもパスします。
じつはここまで来る時にも通ってはいたのですが、公園区域の西端は、細長く遊歩道と園地が続いています。
整備されたが1970年代と古いせいか、日本庭園風のマツや刈り込まれたツツジなどの間に、冬は茶色くなるコウライシバのスペースなどが続きます。
ちょっとした遊具が置かれた遊び場もあります。ここだけ見ていると、屋上公園だということを忘れるくらい、ごく一般的な遊具の構成です。
さらに北へと進むと、バラ園があって、ネットに囲まれてボール遊びができる広場、木製アスレチック遊具が置かれた芝生広場などが登場します
ただ、木製遊具はいささか老朽化が進んでおり、大きなものか、修繕パーツが多いものから順番に入替えているようです。
入れ替えられた複合遊具の写真を撮りたかったのですが、ここでも保育園児たちが団体で遊んでいたので、遠くからの写真1枚だけになりました。
ひと繋がりの公園としては、この付近が北端でお終いになります。
屋上にいることを忘れてしまう芝浦中央公園でした。
(2025年12月訪問)

















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