3990/1000 交通公園(北海道千歳市)

2025/07/10

交通公園 千歳市 北海道

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本ブログにもたびたび各地の交通公園(元・交通公園を含む)が登場しますが、本来の交通公園は、単に道路のミニチュアみたいな施設があるだけでなく、子供たちにゴーカートや自転車を貸し出し、係員がいて交通ルールの指導をしたりするソフト機能を持ち合わせていました。
ただ、「交通戦争」が叫ばれた昭和30年代につくられたものが多いため、年月とともに施設が老朽化して放置されたり、人員や予算不足で係員の配置はされないようなところが増えています。

しかし、ここ千歳市の交通公園は、1978年(昭和53年)に整備されたものが、2022年(令和4年)までに全面再整備され、スタッフも配置された真新しい交通公園となっています。

リニューアル直後なので、道路周りはどこを取っても新しく、スパイクタイヤで削れがちな北海道の道路では消えていることが多いセンターラインも、ここではしっかり表示されています。

近年、歩行者安全対策で設置が増えている、交差点のガードパイプも設置済み。

これも最近多い、車道の一部に青色の矢羽のような塗装をした自転車専用レーン。
調べてみると、道交法の2008年改正から制度化されたそうなので、意外に年月を重ねています。

車用の信号機は、積雪地に多い縦型ではなく、全国標準の横型が採用されています。
まぁ北海道だからといって全部が縦型というわけでもないので、標準的なものから身につけるのは、妥当なところでしょう。

車道を離れた林の中には、自転車練習用のテクニカルなコースも設けられています。
信号や交差点がある道は交通ルールの学習用、こちらは運転技術の練習用だと言えます。

これはバイク教習所にある、いわゆる「8の字」コース。入りの右折の際の角度と、アクセルの具合が後々まで響きます。

さらに、ここでは足漕ぎ式のゴーカートを借りることができるので、それ用の林間コースも設けられています。紅葉に囲まれて、ドライブに最適ですね。

あと、全体からすると小さなものですが、遊具コーナーもあります。

まだ本物の自転車には乗れない小さな子供たちも、ここで自転車型の遊具に乗ることができます。

自転車も無料で貸してもらえるので、少し遠くから練習に出かけても面白い、千歳市の交通公園でした。

(2024年10月訪問)

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