稲積公園駅から南へすぐの住宅地の一角に、オリンピア第1公園があります。
周りの住宅地そのものがオリンピア団地というようなのですが、ここから南へ住宅地を抜け、手稲山に登っていくと、昭和47年(1972年)札幌オリンピックの時にアルペンスキーの競技会場になったサッポロテイネスキー場があるので、そのあたりから地名・公園名が採られたのかも知れません。
とは言え、ギリシアの最高神・ゼウスを祀った神殿からは、ずいぶん遠くへ来てしまった感もありますし、ギリシア神話なら火の用心はヘパイストスにお願いするべきです。
さて園内。敷地は3方向で道路に接する角地で、どこからでも入りやすく使いやすい構造になっています。
園内は、やや小ぶりな複合遊具を軸に、2連ブランコ、揺れる動物遊具など、ご近所の低年齢層向けの遊具が並びます。
ブランコは、座板式のものと、乳幼児向けのバケット式のもの並んだ2連式。10月終わりに訪ねたのですが、札幌市内ではまだ冬支度は進んでおらず、普通に使える状態でした。
公園の冬支度というと、ブランコ、揺れる動物遊具、花壇などが一般的なのですが、雪に埋もれると曲がってしまう鉄棒にも冬支度を施す例を、No.3944 花園公園などで見かけました。
北海道も広くて積雪量はまちまちですし、園内での配置などでも冬支度は変わってくるのですが、札幌ではどうなのでしょう。
まぁでも、このベンチの背もたれは、たぶん雪の重みで変なふうに曲がってしまったものだと思われますので、どこで何が傷むかわかったものではありません。
落葉舞う、オリンピア第1公園でした。
(2024年10月訪問)
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