神戸市長田区にそびえる標高328メートルの高取山(たかとりさん)は、区内の広い範囲から遠望することができる地域のシンボルですが、神戸市街地に面する山々の例に漏れず、標高100メートルくらいのところまで住宅地が登ってきています。
そんな高取山南麓の高取山町(たかとりさんちょう)の一番上、逆に言えば高取山の斜面ギリギリにあるのが、高取山町公園です。
高低差がある敷地を大きく2段に切り分けており、上段はパーゴラとそこへ至る園路だけの空間、下段が少しだけ広場もある遊具コーナーになっています。
ちなみに、上写真で右手に見えている柵のすぐ向こうは切り立った谷になっており、柵を乗り越えるとたいへん危険な状態になります。
にも関わらず、柵を乗り越えるのに大変適したハシゴが置かれているのは、水路際に浮き輪が置いてあるのと同じ理由で、谷に落っこちた人を速やかに救助するためなのでしょうか。
などと、どうでもいいことを考えながら、こちらが上段から見た下段の風景。
滑り台、2連ブランコ、鉄棒、砂場など、児童公園としてはオーソドックスな遊具が並びます。
訪ねたのは3月。花壇には春を待ちかねた花々が並んでいました。
街の果て、山の入口にある高取山町公園でした。
(2024年3月訪問)
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