世田谷区の上北沢(かみきたざわ)公園は、京王・上北沢駅を南に出て200メートルほど歩いた線路沿いにある小公園です。
資料によれば開園は1969年(昭和44年)と古株の公園なのですが、京王線の高架化事業の関連で大きく作り変えられており、新品の施設と大きく育った樹木とが良い感じに絡み合っていました。
高架工事のフェンスが公園のすぐそばまでせり出してきており、公園の外周部分も削られて作り変えられている様子が見て取れます。
その代わりに遊具は新しくなっています。滑り台や吊り橋、ラダー遊具がくっついた複合遊具が目玉ということになるでしょうか。
こちら側から見るとシマウマや歯車が目立ちますが、
反対側にはキリンやゾウがいます。
ブランコは2連。これもたぶん新しいものに交換されています。
砂場と揺れる乗り物遊具も新設でしょう。
でも、回転ジャングルジムは元からあったものの移設のように見えます。
そして、この公園の一番の特徴は水遊び場になる流れでしょう。まだ材や設備が新しく、これは明らかに新設されたものです。
そう大きくはないのですが、流れと池とが程よいサイズに収められています。
流れ部分の幅が狭いようにも見えますが、幼児でも両手で支えながら、上手に転ばずに歩くのに良いの幅を考えた結果なのだろうと思います。
トイレも今どきのバリアフリー対応のものが新設されているので、水遊びをするとついトイレが近くなってしまう子供たちも安心です。
いい感じにリニューアルされて、夏にはケヤキの木陰、冬にはシルエットが楽しめる上北沢公園でした。
(2021年12月訪問)
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