2862/1000 平安座西公園(沖縄県うるま市)

2021/10/22

うるま市 沖縄県 身近な公園

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沖縄本島中部にある勝連半島から沖合約4キロのところに、平安座島(へんざじま)があります。

この島には1960年代の米軍統治時代末から石油精製基地、備蓄基地が建設され、それに伴い浅瀬を堤防と低い橋とを使って勝連半島と繋ぐ「海中道路」が整備されました。最初の道路は1972年(昭和47年)に開通し、その後さらに整備されて、現在は平安座島の先にある宮城島、伊計島、浜比嘉島も橋で結ばれているためドライブで島巡りが楽しめる観光エリアになっています。

4島の中で平安座島はいちばん半島に近く、石油関連の事業所があってタンクローリなども行き交うため「街」感の強い島なのですが、海中道路から渡り着いた島の入口付近に、平安座西公園があります。

以前にも訪ねたことがあって、敷地がざっくりと石碑のあるスペース、遊具スペース、草敷きの広場の3つに分かれることを知っているのですが、今回、真夏の7月に訪ねたのは時期が悪く、どこも草茫々でほぼ立ち入れない状況になっていました。

「世開之碑(よあけのひ)」と刻まれた石碑は、うるま市の資料によれば「1978年(昭和53年)に海中道路接続記念碑として建立された」となっているのですが、上記のように海中道路そのものはもう少し古いので、なにをもって「接続」として建立されたのかが少し不思議に思います。
もう少し近寄ることができれば、碑文で詳しい情報を得ることができるかも知れないのですが...

遊具コーナーも似たりよったりの状況ですが、石碑まわりよりは、いくらか草丈が低いようにも思います。日頃から地面が踏みしめられているからでしょうか。

でも歩けるからと言って歩いてみても、肝心の大型遊具は使用禁止になっていました。
コンクリート製でかなり面白い形をしているのですが、おそらくは安全点検で引っかかるところがあったための使用禁止と思われます。

そのほかの木製アスレチック遊具なども、軒並み使用禁止。そろそろ、この公園における遊具の取り扱いを根本的に考え直す時期が来ていることは確かです。

広場部分も状況は似たりよったりで、いささか訪問時期が悪かった平安座西公園でした。

(2021年7月訪問)

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