ゾウの滑り台がシンボルの平安座東公園は、No.2862 平安座西公園と同じ平安座(へんざ)島にある小公園です
No.2862 が集落外れの街道沿いで目立つところにあったのに対して、西公園は集落内の目立たないところにあります。でも公園としては、この立地のほうが皆さんの生活に密着していて良いと思います。そんな沖縄の集落の中に、唐突にゾウ。
お尻の方の階段から背中に上り、左右対称になったコンクリート製の滑り台から下りることができます。
でもよく見てみると、デッキ部分はゾウの背中に載った荷台みたいな形になっています。つまり、ゾウは滑り台を支える役目だけを担っていて、ゾウそのものに遊具としての機能はないことになります。
まぁデッキ部分から飛び出して、ゾウにまたがる子供はたくさんいたことでしょうが。
構造的にはゾウの代わりに柱が1本あれば事足りるので、ゾウそのものに、もう一工夫欲しかったという気もします。
「アジアゾウは人に慣れるので使役動物になるが、アフリカゾウはそうではない」と言われるので、こうして重い荷物を担いでいる姿は、人に使役されるアジアゾウの様子を表しているようにも思います。
ゾウ目線で園内を見渡すと、だいたいこんな感じ。草が多い時期に訪ねたので、ゾウの住む草原だと言われれば、うっかり信じてしまいそうな状況になっています。
ゾウには負けじと、一般的な金属製の滑り台もあります。
ブランコは2連。
雲梯は円を描き、無限にぶら下がり続けられるタイプのものです。
奥には外装が擬木になっているトイレも見えます。
シーソーは木製部分、金属部分ともかなり傷んでいるので、もうそろそろ撤去・更新する時期が来ているように思います。
と、いろいろ盛りだくさんではあるのですが、最後はやっぱりゾウに尽きる平安座東公園でした。
♪何がそんなに面白いのかしら インド象とアフリカ象のちがいなんて...
(2021年7月訪問)
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