2704/1000 鷹取駅北公園(神戸市須磨区)

2021/04/14

神戸市須磨区 身近な公園 水遊び場 兵庫県

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JR鷹取駅の北側には、明治以来の歴史を持つJR西日本鷹取工場があり、約17ヘクタールもの構内では多くの車両の保守点検などが行われていました。しかし1995年(平成7年)の阪神・淡路大震災で大きな被害を受け、周辺被災地の住宅再建のための用地としてのニーズも出たことから工場は100年の歴史に幕を閉じ、新しく市街地として生まれ変わりました。

そんな鷹取工場についてはNo.474 妙法寺川左岸公園で解説板を紹介しているのですが、工場跡の西端にできたのがNo.474で、東端にできたのが鷹取駅北公園です。

全体的に鉄道の香りが強めだったNo.474に対して、こちらは抑え気味で、鉄道要素は園名板が動輪(多分)になっているくらいです。

No.474には駐車場もあり、いくぶん遠くからも遊びに来ることを考えた賑やかな施設内容となっていましたが、こちらは区画整理地の中のご近所さんが遊びに来る緑地中心のものとなっています。

滑り台やブランコのようなハッキリとした遊具は設置されておらず、多目的に使えるスツールと砂場、幼児用のステップ遊具くらいです。

とくに個性的なのが、こちらのスツールですね。
座ってイスにするのはもちろん、幼児が上り下りしても良いですし、園内で石を拾ってきて五目並べをしても良いと思います。

にじ模様の屋根も、少し年月が経って落ち着いた色合いになっていて、青空の下でいい感じに映えています。

屋根の天板をよく見ると、小さな穴が不規則に並んでいました。
もしかすると、夜になれば地上に星座が投影されるのかも知れません。

あと、訪ねたのが冬だったためか完全に止まっていましたが、夏になれば水遊び場になると思われるスペースもありました。

そんな園内を一望できるところには、ちょっとしたガーデンテラス風の休憩所が。もう少し規模の大きな公園では見かけますが、この広さの公園にしては大きめのものです。

震災後にできた新しい街とともに年月を積み重ねていく鷹取駅北公園でした。

(2020年12月訪問)

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