2537/1000 千住旭公園(東京都足立区)

2020/09/17

山遊具 身近な公園 水遊び場 足立区 東京都

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北千住駅の周辺では、駅西が江戸時代の宿場町から発展した繁華街で、東は関東大震災以降に農地が開発されて形成された住宅地なのですが、千住旭公園は駅東にある小公園です。

明治の頃の地図を見ると公園にあたる付近には大きな池があり、また戦後に公園ができてからは園内にプールが設置されていたようです。
その名残を今に伝えるのが、敷地の北端に設置されている水遊び場です。

私が訪ねたのが真冬の12月だったので殺風景ですが、シーズンになれば上から下から噴水が飛び出して、楽しい水遊び場になることでしょう。

さらに足立区の資料には、「千住旭公園は、太郎山公園の通称で親しまれているよ。太郎山をイメージした遊具もあるよ。」と書かれています。
現地では、そんなことは一言も触れられていなかったと思うのですが、おそらくこれが「太郎山をイメージした遊具」なのでしょう。

また「太郎山」がなんであるのかも、よくわかりません。
このあたりは荒川、綾瀬川沿いの低地が新田開発されたような土地だったので、開墾にあたったナントカ太郎さんが土を積み上げたような小山でも作ったのでしょうか。

太郎山遊具には、平成の初め頃の子供たちが描いたタイルがたくさん貼られていました。

そのほかには、ごく普通の2連ブランコなどの遊具もあるのですが、

一番記憶に残ったアイテムは、人間のトイレの建物の隣あった犬用のトイレです。
犬用トイレでよくあるのは、左側に見える小便用ポストに水道が付いて洗い流せるようになったタイプなのですが、ここは右側に大便を流せる便器?まで付いている点が特徴です。
マナーの悪い飼い主も、ここまでされたら糞を集めて持ってくるか、それともビニール袋ごと流してすぐに詰まらせてしまうか。実際はどのように使われているのか知りたいところです。

数々の特徴的なアイテムの存在が、地域におけるこの公園の重要度を示している千住旭公園でした。

(2019年12月訪問)

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