山手のオシャレエリアとして知られる南青山ですが、表通りから少し中に入れば昔ながらの住宅地もたくさんあって、その一角、南青山一丁目にあるのが南一児童遊園です。
南北に長い都営南青山一丁目第二アパートの建物の東側、道路との間に、幅5メートル、長さ60メートルくらいに渡って設置されています。
とにかく幅狭で細長く、けっして利用者のことを最大限に考えて作ったようには見えませんが、数十年前の開園時のことを考えれば、地価が高く公園が少ないエリアで、都営アパートの用地を精一杯活かして公園用地を確保し、かつアパートと周りの家々の陽あたりも守るための努力の賜物だったのかなぁ、とも思います。
このように特殊な敷地の中に、砂場、揺れる動物遊具、コンクリート製の機関車遊具、滑り台が縦一列に並びます。
訪れたときは公園樹木の剪定作業の真っ最中だったため、あまり多くの写真は撮影できませんでしたが、先人たちの努力に思いを馳せる南一児童遊園でした。
(2019年1月訪問)
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