神戸市西部の海岸近く、狩口台7丁目は明石海峡を望む丘の上で、瀟洒な家が多いエリアです。
公園のすぐ横からも、このように明石海峡と淡路島を望むことができます。
とは言え、眺めがよい土地には高低差があるもので、狩口台南公園の園内もけっこう複雑に段切りされています。
メインの出入口から入ったところは草敷きの広場なのですが、園内で高低差を処理する都合でしょうか、変則的な多角形をしており、有効面積は絞られそうです。
広場から階段で一段上ったところにパーゴラがあり、ここが園内最高地点になります。
パーゴラから広場方向を振り返ったところ。景観的には、お隣のマンションが口惜しい存在です。
反対に、広場から階段で一段下がると、そこが遊具コーナーになっています。
広場よりも低いことは仕方がないのですが、周りの家々から見ても低い位置にあたるため、なんとなく窪地のようになってしまっています。
その窪地の底に、わりと2本の滑り台を備えた複合遊具と、4連のブランコがスッポリとはめ込まれています。
このような地形だと、どうしても湿り気が溜まりやすくなってしまうので、遊び場としては今ひとつなように思います。
メインの出入口から見ても、このとおりの複雑な構造になってしまっていて、あまり子供たちを迎え入れるような雰囲気が出ていません。
高低差について、なにかもう少し上手な処理の仕方がなかったものかと考えてしまう狩口台南公園でした。
(2019年1月訪問)
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