2035/1000 牛込弁天公園(東京都新宿区)

2019/02/15

山遊具 新宿区 身近な公園 東京都

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江戸時代には弁天様を祀るお堂があったという牛込弁天町、現在の新宿区弁天町にあるのが牛込弁天公園です。地形的には西向きの谷の上部が寺町になっており、その一角が公園となったような場所にあたります。
ですので、唯一である外苑東通りからの出入口はこんな感じで、園内の様子がわからず、いささか立ち入りを躊躇してしまいます。

坂道を上り詰めてから振り返ると、こんな感じ。より一層、間口の狭さが感じられます。

そこからでは全体は見渡しにくいので、入って右奥にある高いところへ上ってみました。

基本的には中央に広場をおいて、その周りに遊具を配置する構造なのですが、肝心の広場には、大型プランターが3つも置かれています。

おそらくは、広場を自由に走り回ったり、ボールを投げて遊んだりすることを制限するために後から置かれたプランターだと思われます。周囲が建て込んだ都会の公園ならではの光景です。

出入口から入って左側には、巨大なラダー遊具があります。

構造的には、縦型の丸い煙突状ラダー4本を、橋のようになった横型ラダーで繋いでいるというシンプルなものなのですが、その規模が大きいので目に付きます。

よく見ると、横型ラダーには底面がキュッとすぼまって少し歩きにくい部分と、平らになっていて歩きやすい部分とがあります。

「歩きやすい」と思ったのは上から目線なので、下から目線で言えば「雲梯としても使える」ようにしてあるのだろうと思います。
この微妙なバリエーションが絶妙です。

また、1ヵ所だけ山遊具からラダーに接続しているところもあって、素材の制約で今ほども遊具の造作の自由度が高くなかった時代に、いろいろと考えながら作っていた様子が思い浮かびます。

このほかには、4連ブランコ、揺れる乗物遊具、揺れる平均台などの遊具もあります。

あと、大人向けの健康器具も。

施設面は十分なので、無理を承知で、もうすこし外部から園内が見えて、入りやすくなればなぁと思う牛込弁天公園でした。

新宿区による公園紹介ページ

(2018年12月訪問)

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