1370/1000 モンチッチ公園(東京都葛飾区)

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色々あった2016年も明日で終わり。
去りゆく申年にちなみ、今年最後の記事は葛飾区のモンチッチ公園です。

こちらの公園は正式名称は「西新小岩5丁目公園」というのですが、モンチッチの製造元である(株)セキグチの工場跡地を公園としており、愛称だけでなく、園内にモンチッチにちなむものが色々と採用されています。

まずは男の子のモンチッチくん。
こういう感じの「ウインクした顔」って、よく小学生の女の子が真似して描いていましたね。

赤いリボンが可愛い女の子のモンチッチちゃん。
最近は2ヵ所留めでツインテールにしていることもあるそうです。

ふたりが並んでいるところもあるのですが、地上絵が大きくなる分、写真に撮るのは難しい!

園名板もモンチッチ。堅苦しい正式名称のことも忘れてはいません。

トイレもモンチッチが使用中です。

「どうしてそんなにモンチッチなの?」という疑問には、こちらの記念碑が答えてくれます。この石造建物のようなデザインも、この地にあったセキグチ社の関係施設を記念してのもののようです。
●現地の解説板より「モンチッチ公園」
モンチッチ公園は、かつてこの地にあった関口家旧住宅、株式会社セキグチの旧工場跡地を区が用地取得して整備した公園です。
モンチッチは、株式会社セキグチから1974年に誕生しました。
フランス語の"モン"("わたしの"という意味)と"プチ"("小さくてかわいいもの"という意味)で"わたしのかわいいおともだち"というところから名づけられました。誕生以来現在も、日本をはじめ、ヨーロッパやアメリカ、アジアなど世界の国々で愛され親しまれている人気者です。
"モンチッチ公園"という名称は、地元自治会である西新小岩五丁目町会からの要望を受け、モンチッチと同じように地域に根付いた親しみ愛される公園となるように愛称がつけられました。
園内には、モンチッチと一緒に遊ぶことをテーマに、複合遊具の下や園名板などにモンチッチが描かれています。
平成28年4月開園

当地には、葛飾区登録有形民俗文化財のセキグチ・ドールハウスがありました。葛飾区では大正期から昭和20年代にかけてセルロイド工業が繁栄しました。セキグチ・ドールハウスは、セルロイド製の人形・玩具などに使用した材料倉庫を改装し、セルロイド製の人形や玩具を展示していました。セルロイドは燃えやすいため、倉庫は堅牢な石造りでした。
セキグチ・ドールハウスは、公園の新設にあたり、平成27年に撤去されました。このモニュメントは、セキグチ・ドールハウスの石材を使用して建てられています。

No.655 渋江公園でも登場しましたが、葛飾区はセルロイド工業発祥の地であり、今も関連する企業が多いようです。公園の周囲も古い住宅や町工場が集まっている地区のため、この公園の新設にあたっても防災を意識した施設が多く取り入れられています。

例えば、災害時には座板を外すとカマドになるベンチや、

炊事場になるパーゴラ、

マンホールを開けて、上に便器やテントを据え付ければトイレになるマンホールトイレなどがそれにあたります。

しかし、このように「密集市街地の改良+防災施設の入った公園+著名キャラクター」という組み合わせは、同じ葛飾区でキャプテン翼の銅像を設置していたNo.654 四つ木つばさ公園を思い出します。
背の高い防球フェンスに囲まれた姿が似ているだけに、より一層、その感が強まるとも言えます。
モンチッチ公園の外観
No.654 四つ木つばさ公園の外観

ただ、No.654のキャプテン翼像が、いかにも後から取ってつけたようなものだったのに対して、こちらのモンチッチは公園内のデザイン全体に深く入り込んでいますので、計画段階から「モンチッチで行こう!」と決められていた様子がうかがえます。

複合遊具の周りにもモンチッチがいるそうなのですが、訪れた日はたくさんの子供が遊んでいたため写真は遠慮しておきました。

はっきりと子供向けなのは上記の複合遊具くらいで、その他は成人向けの健康器具、子供向けでもすこし体力づくりの色が強いものになっています。
せっかくなので、もう少し幼児・児童向けのものが欲しかったようにも思いますが、昨今の都市の事情を考えると、これもやむなしと言ったところです。

おまけ.
注意看板もモンチッチ。でも、なんだか悪ぶっている表情が笑えます。

あんなに可愛らしくウインクをしていたモンチッチくんが、すっかり悪ガキに成長してしまったのはショックですね。
ハーフメットにゴーグル付けて、もうすっかりヤンキー気取りです。黄色いマフラーがオシャレですが、赤いスタイが子供の頃のままなので、逆に泣かされます。

コンビニで買ったものを食い散らかすだけではなく、わざわざ家庭ゴミを持ち込んでくるというワルっぷりは、すでにヤンキーの枠を超えています。
よく見たらスタイに「ワルチッチ」と書いてある別人ではないかと思いたかったのですが、やはりモンチッチくんなのですね。

これなんか、もう少年野球の監督かと思わせるでっぷり感がありますね。
1972年生まれだそうなので、今年2016年で44歳。おっさん臭くなっても仕方がないか...

(2016年10月訪問)

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