日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2016年9月9日

1269/1000 むつみが丘公園(沖縄県沖縄市)

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むつみが丘公園は、沖縄市の図書館・郷土博物館の隣にある小公園です。
10年ほど前までは施設は古びて、樹木が鬱蒼とした暗い感じの公園だったのですが、大改修されて全面石張り、樹木は少なめの広場型の公園になりました。

この場所は、沖縄戦までは国民学校の一部だったそうで、その当時の門柱らしきものが記念碑として設置されていました。

●碑文より「越来国民学校跡地」
越来校は明治15年(1882)に字越来に創立され、明治19年(1886)美里小学校と合併して美越小学校と改称、明治21年(1888)美越尋常小学校となった。明治29年(1896)在籍増により大里分校と字上地に上地分校が設置開校され、明治35年(1902)越来尋常高等小学校、昭和16年(1941)越来国民学校と改称された。
昭和20年(1945)3月末に米軍の爆撃で校舎は灰燼に帰したが門柱だけは残り、米軍基地で利用していたのを昭和25年(1950)安慶田小学校に移設し使用されていた。
この門柱は昭和16年学校創立60周年を記念し建立したものである。
この度、学校敷地の一部である此の地に、思い出の門柱を再建し碑を建立して、学校名を後世に伝えるものである。

平成7年5月吉日  越来国民学校同窓生

さて一般的に「広場型」公園は、思い切って樹木植栽を減らして自由に使える面積を増やし、また柵をなくして周囲の道路や街なみとの一体感を向上させることで人が行き交うようにし、様々なイベントの場所、地域の賑わいの核となることが期待されます。

ここもそうした利用を想定して、イベント時にはステージ風に使えるカラフルな屋根が設置されています。

また物陰を減らすことで、危険な行為やホームレスの寝泊まりなどを防ぐという目的も考えられます。
そうした様々なメリットを期待しての改修だったと思うのですが、「ちょっとやり過ぎちゃったかなぁ」という気もします。私が訪れた日のように、とくに何も使われていない時が空間として素っ気なさすぎるように感じるのです。

例えば市が開かれたり、若者がスケボーなりダンスなりで遊んでいたりすれば印象も変わると思うのですが、人が少ない時の持て余した雰囲気は、改修前の古ぼけた雰囲気と比べて一長一短です。

きっとエイサーまつりの日は賑わうのでしょうが...

せっかく図書館などの公共施設が隣にあるし、ちらほらと面白いアイテムも隠されているのですが、もう少し「使い方」をイメージした整備内容にして欲しかった沖縄市のむつみが丘公園でした。

(2015年12月訪問)

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