日本の都市公園は約10万ヵ所。その1/100なら行けるだろうと思って始めた覚え書きですが、1000ヵ所を超えても続いています。揺れる動物も集めています。

2016年5月15日

1174/1000 山麓公園(兵庫県芦屋市)

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山麓公園は芦屋市の標高70メートルくらいの場所にあって、海沿いから標高140メートルくらいまで続く芦屋市街地の中ではけっこう山手の方ですが、標高932メートルの六甲山系から見れば山麓という位置にあります。

以前はけっこう古ぼけた公園だったように記憶していますが、2011年(平成24年)に隣接する市立芦屋病院が改修されたのに合わせて公園も一部改修され、今のような姿になりました。
傾斜地にあるためいくつもの小段に切り分けられており、幹線道路に隣接する最上段の遊具広場、その次の段に小広場、最下段は園路と自然林を活かした園地などになっています。

遊具広場は、下の複合遊具の一点勝負。あとは砂場とパーゴラくらいしかありません。

下の方から園内を見上げると、こんな感じ。
まだ改修されてから日が浅いため樹木はあまり育っておらず、周りの住宅地よりも公園のほうが緑が少ない印象です。

もう一箇所、遊具広場とは病院への進入路を間に挟んだところに、健康器具が並ぶ一画もあります。病院関係の方々の利用を見込んでいるのかもしれませんが、ここもまだ緑が少なく、味気ない雰囲気です。

そんな風に、今は緑の少ない印象の山麓公園ですが、そこに「ノースロップの森」の石碑がありました。

明治から戦後すぐまでは、毎年4月3日(神武天皇の崩御日に因む)が「愛林日」とされていましたが、これの元になったコネチカット州の植樹運動を日本に紹介したのが、アメリカの牧師・教育者であったノースロップ(Birdsey Grant Northrop)です。

●ノースロップの森
アメリカの教育家ノースロップ博士(1898年没)は自然を愛し木を植えることが子供の性格をつくるうえに良い影響を与えるという考えのもとに植樹運動の普及に努め、明治28年には78歳の高令にもかかわらず来日され、全国にこの運動を広められた。
第二次世界大戦後、日本では「緑の週間」が始まり植樹行事も年ごとに盛んになるにつれ、ノースロップ博士の業績をあらためて認められるようになってきた。
芦屋市では「緑ゆたかな美しいまちづくり条例」をつくり、全市公園化を目指すにあたって、この朝日ヶ丘の一角に市木くろまつをはじめ多数の木を植え、博士をしのび「ノースロップの森」と名づけた。
昭和48年4月1日 芦屋市

当時にどのような運動があったのかはよく知らないのですが、昭和48~49年頃に全国各地で「ノースロップの森」が造成されており、ここに近いところでは大阪城公園にも同名の一角があります。
それから40年以上が経ち、この公園の森は寂しくなっていますが、周りまで目を向ければ、山の緑は豊かになっていますので、まぁ成果はあったのかな、と。

(2016年1月訪問)

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