駒込七丁目児童遊園は、No.820の駒込六丁目児童遊園から300メートルほど離れたところにあります。
都立の染井霊園や、それに隣接する寺院に近いところですが、周囲の住宅地は駒込6丁目と同じく、古い戸建て住宅が立て込んで公園や広場の少ない地区です。
このため、この児童遊園も非常に奥まった住宅の裏側、まったく目立たないところに頑張って用地を確保しています。
下の写真に写っている範囲で、ほぼすべて。
地区内の幹線から外れた路地のような道路に接し、三方は住宅に囲まています。ざっくり間口5メートル、奥行きが10メートルくらいでしょうか。
それでも頑張って、幼児向けの滑り台と、豊島区のマスコット(としま ななまる)の揺れる動物が設置されています。とは言え、ここに幼児を連れて遊びに来るお母さんは、かなり「通」だと言えるでしょう
しかし、この公園で驚かされるのはそこではなく、初めに載せた写真で路上駐車されたトラックの陰に隠れたところにあります。
そこを見てみると、トラックと住宅の隙間が舗装されて車止めが設置され、さらに下写真の一番奥には水飲み場や園名板まで設置されています(トラックが邪魔でうまく撮れなかったのですが)
つまり、ここも公園区域に含まれているのです。
接道条件の悪い住宅地で、無理やりのように伸ばした細い敷地で公道に接する「旗竿地」というのがありますが、それを思わせるような不思議な形状の駒込七丁目児童遊園でした。
(2014年9月訪問)
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