No.4297 しちゃばる公園と同じ宜野湾市宇地泊(うじどまり)の新興住宅地に、2022年(令和4年)に新しくできたのが、てぃーちがー公園です。
沖縄の言葉で「てぃーち・がー」は「一(ひとつ)・湧水」なので、あたりにいくつか湧水がある中で、一番目という意味なのでしょう。そして、自噴の湧水ではなく、手押しポンプ式の小さな水遊び装置があるのですが、これが”てぃーちがー”ということで良いのでしょうか。
沖縄で一般的に言う“かー”とはかなり違いますし、水遊び場としても、ちょっと手を付けるくらいしかできないので、微妙な仕上がりです。
しかし、本当はもう少ししっかりとした水遊び場にしたかったのに、仕方なくこうなったのではないかと思わせるのが、井戸の横に建つ無骨な白い建物。
ドア横の小さなプレートに堅苦しい工事名が記されていますが、この付近の湧水から有機フッ素化合物(PFAS)が高濃度で検出されたことに対応して、水質浄化施設が設置されたものです。
大きな水遊び場があるNo.946 わかたけ児童公園の記事に、このPFASの騒動を補足したのが2020年(令和2年)のことなので、その後すぐに対策が採られたことがわかります。
とは言え、騒動はこの公園の整備時期真っ最中だったので、No.946のように思い切って水辺をつくるような整備ができなかったのではないかと想像します。
さて、公園の全体像。道路に囲まれた三角形状の敷地で、園路は外周を囲みつつ敷地を三分割し、それぞれに違った雰囲気の遊び場を作っています。
まず、水質浄化施設の裏側は、草芝敷きの多目的広場。
訪ねたのは植物が元気な梅雨の時期でしたが、広場の半分くらいは草が剥げており、それだけ利用が多い様子がうかがえます。
その隣の、機関車型の遊具が置かれた一角。
赤い蒸気機関車は、幼児向けの複合遊具。形式名はT-51というので、テンダー式なのでしょうか。
機関車の本体部分は、中に入って運転手になったりトンネルをくぐったりして遊ぶパーツになっており、サーカス列車のように檻状になった車両から滑り台が出ています。
そこから鉄棒を挟んで少し離れたところに、乳幼児から小学生まで同じもので遊べるユニバーサル型のブランコ。
ハンモック型の座具は、体を包み込むような形をしており、座っても寝転んでも使えるので、通常のブランコでは遊びづらかった人でも遊べるところがポイントです。
そして、最後の区画は、その2つの区画を見渡せるようになっています。公園の立地からみて、たぶん自然地形ではなく、遊びのために作った盛土山でしょう。
高さ1.5メートルくらいの盛土山に、さらに塔屋を立てて、長い滑り台を設置しています。
滑り部が高い位置にあるので、落下防止の安全対策のために、全体が半円状をしているところが今風です。
その横には、幅広滑り台。昔だったら人研ぎコンクリートですが、最近のものは、縦長の樹脂製板材を並べて成型します。
この板材が、ロング滑り台とも同じ部材を使えるところもポイントです。
新しいカメラの使い初めだったことに加えて、急な雨が降ってきて、うまく撮れていない写真が多いてぃーちがー公園でした。
(2026年6月訪問)

















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