No.4124 北本町公園で「集合住宅内の遊び場には、入りこまないように気を使っている」と書いたところですが、「道路に向かって開放されている場合を除いては」という注釈も付けました。
今回は早くも例外が登場するわけですが、ここは公営住宅付属の遊び場なのに住宅敷地に囲い込まれておらず、市道に面して町に開かれたつくりになっているので、身近な公園の1タイプとして記録しておきます。
団地そのものは一区画の中に高層で建てて、公園や店舗は市道を挟んで別棟という配置が新鮮です。
配置図にあるとおり細長いのですが、実際の敷地は図面以上に続いており、お寺のところまでは土敷きの広場、お寺のところでいちど細くなり、向こう側に行くと遊具がいくつか置かれています。
ですので、こちらのメイン施設はお地蔵様。
お寺の横手まで進むと敷地が細くなりますが、花壇やベンチがあって、公園の園路だということがハッキリわかります。
数メートル進むと再び視界が開けて、このような遊び場に出ます。
中央にクスノキを置いて、周りのスペースに滑り台、ジャングルジム、鉄棒、砂場といった遊具を詰め込んでいます。
都市公園では、20年ほど前から徐々に遊具の安全基準が厳しくなっていて、ほかの遊具や樹木に近すぎる遊具は撤去されているのですが、ここは住宅付属の遊び場のため、都市公園ほども厳しくチェックされていない事がわかります。
遊具そのものも、市内の他の公園とは違ったものが採用されており、歩んできた歴史の違いを感じます。
でも結局、この遊具コーナーがはじめの方の図面に登場しない理由がわからない新生田川住宅の遊び場でした。
(2025年8月訪問)










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