札幌市西区の富丘1条の住宅地の中で、No.3961 前田のぞみ公園の記事で名前だけ出てきた三樽別川沿いに、富丘三樽別(とみおか・さんたるべつ)公園があります。
大きな字で刻まれた園名板がある出入口から入ると、右側の狭いところにテニスコートと遊具、左側の広いところにしっかりとした広場が取られています。
川沿いの変形敷地がすぼまって、奥は行き止まりになっているところに、隠れるようにテニスコートがあります。
テニスを楽しむ時に風の影響を受けにくいようにする目的もあるのですが、少し隠しすぎのような気もします。
コートは、アスファルト舗装のものが1面だけ。とくに管理施設もない住宅地内の公園なので、ご近所の方が予約せずに使うタイプだろうと思います。
その横の遊具コーナー。
小ぶりな元・滑り台と2連ブランコ、砂場くらいなので、散歩途中のひと遊びにちょうど良いサイズ・内容です。
2連ブランコは良いのですが。
元・滑り台と呼んだものは、おそらく木製デッキと金属製滑り台を組み合わせた複合遊具だったと思われます。
というのも、全体的には古くて、金属部分は銀色のステンレスが使われている、デッキの一辺だけが跡付けの別パーツになっているので、元々はここが塞がれていなかった、そうであれば付くものは滑り台だったろう、と考えたのです。
そんな考察をしながら、もう一方の広場の方へ向かいます。
いちおう少年野球くらいはできそうな広さがあり、バックネットもあるのですが、外周フェンスはないので、節度を持った利用が求められます。
園路沿いの一部がこんもりとなって、北海道ではおなじみのスキー山になっています。ここから広場側に滑って遊ぶのですね。
広場とは区切られた、ゲートボール場らしき一角もあります。
この広場から、三樽別川沿いの歩道・管理用通路にも繋がっているのですが、付近ではこの歩道そのものが一般道や鉄道で寸断されているので、それほども歩いて楽しい道にはなっていません。
秋が深まる富丘三樽別公園でした。
(2024年10月訪問)
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