3943/1000 上川公園(北海道上川町)

2025/05/23

上川町 身近な公園 北海道 幼児プール

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北海道上川町(かみかわちょう)は、大雪山や層雲峡温泉などを抱える自然豊かな町です。
昭和中期までは林業・パルプ業などで栄え、JR上川駅の周辺1×2kmくらいが市街地になっており、ここに大小いくつかの公園があります。その中では、駅から北へ500メートルほどの山裾にある上川公園が一番大きく、総合体育館などと一体となったシンボリックな公園でもあります。

公園区域としては、奥の山林部分も広く含んでいるのですが、今回は市街地側の山裾だけを訪ねます。

山裾部分は、大雑把に東・西ふたつの遊び場と、体育館・グラウンド周りのスペースとに分かれます。
まずは東側の遊び場。斜面地をいくつかの小段に切り分けて、滑り台、2連ブランコ、砂場などを置いた児童公園スタイルです。

エゾマツやシラカバなどの林も美しく、山上へ向かう散策路の導入部でもあります。

商工会などによるサクラの植樹も行なわれています。でも表面にコケが付いている樹が多いので、少し間伐して日当たりや風通しを改善するほうが良いと思います。

そこから体育館の方へ向かいます。

体育館の玄関横には、日本庭園も作られています。
公園施設なので、それほど緻密な管理がされているわけではありませんが、気候が良い時期には、少し廻遊すると楽しいでしょう。

敷地中央の体育館の周りには、外周部にトラックを持つグラウンド、テニスコートなどの屋外スポーツ施設があります。

そして西側の遊び場。ここは東側よりもずっと大きな複合遊具や、幼児用プールなどがあります

深さは大人のくるぶしくらいなので、プールと呼ぶには浅いのですが、代わりに広いので、たっぷりと遊べると思います。でもかなり古く、今でも夏場に稼働しているかどうかは分かりません。

その隣に、3階建ての大きな複合遊具と、パイプ遊具主体の小さな複合遊具。

大きい方の複合遊具は、その名も「ムシタワー」。ここ数年の間に設置されたと思われる新しいもので、大きな滑り台と、雲梯や登攀遊具が組み合わされています。

今どきの遊具で角が丸い樹脂パーツが多用されているので、全体的に柔らかい印象を受けます。

小さい方の複合遊具は、雲梯やラダー、チェーンネットなどを組み合わせており、比べるとアスレチック要素が強いものです。

そして、2つの複合遊具の隣に、大きな砂場。幼児プールともども、スペースに余裕が感じられます。

しかし、今の砂場には子供たちの遊んだ跡ではなく、偶蹄目の足跡。まずエゾシカでしょう。

冬間近の上川公園でした。

(2024年10月訪問)

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