神戸市灘区の高羽(たはか)町にある高羽公園。高羽小学校の隣にあって、2つの間の道の下には、この区間だけ暗渠化された高羽川が流れています。
ちなみに、この公園から50メートルほど南下すると水面がまた地上に現れ、そのまま200メートルほど進むとNo.1922 高羽川公園に至ります。
下写真は、園内から小学校の西門を眺めたところ。いわゆる目と鼻の先です。
振り返ると、こういう看板があり、公園のグラウンド部分は、平日は高羽小学校が優先的に利用する学校公園スタイルになっています。
グラウンドは、このような状態。
決して広くはありませんが、空撮で見ると小学校の校庭も同じくらいの広さしかないので、お互い融通し合って使わないといけない状況なのは確かです。
小学校の生徒数がまだ増加しているのでしょうか、比較的最近にグラウンド部分を拡張する工事が行われたようで、バス道に近い上段は園地、下段はグラウンドと、敷地利用がバチッと分かれているので、細い階段を通って上段へ向かいます。
上段は遊具広場で、複合遊具とブランコ、揺れる動物遊具、屋根付きの休憩所などがあります。
おそらくリニューアル工事の時に遊具も入れ替えたと思われ、塗装の色も鮮やかなものが置かれています。
揺れる動物遊具の背中は、子供たちのお尻と擦れて塗料が剥がれていますが。
新しくきれいになった公園にあえて物申すとすれば、グラウンドをできるだけ広くしたかったことはわかるのですが、垂直擁壁の上に建てられた高いフェンスが味気ないように思います。もう少し灌木植栽を入れるなど、圧迫感を減らす工夫もあって良かったかと思います。
小学校とともにある高羽公園でした
おまけ.
記事中で触れた、高羽公園から50メートルほど南下したあたり、丹生神社の門前に「たかはひろば」という遊び場があります。
管理は教育委員会「学校環境整備課」だそうなので、学校や幼稚園の関係の施設ということになります。
勝手な想像ですが、高羽公園のグラウンドが小学校利用優先になっている代わりに、こちらの施設をご近所の子供たちのために設置しているのではないかと考えてみます。
全体はこんな感じ。時間を決めて扉が開かれる全フェンス型の遊び場です。
遊具は、動かない動物遊具や鉄棒くらいですが、フェンスに囲まれて安全なので、保育園児のお散歩先くらいとしては、程よい感じです。
パーゴラの奥は高羽川沿い林が顔を出しており、幼児たちがちょっとだけ自然に触れることもできます。
高羽川を軸にして、公園、小学校、神社、遊び場、児童館など、地区にとって大事なものが連なっているところに面白みを感じました。
(2024年10月訪問)
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