第4御影山手小公園は、第1~第3の小公園とは少し離れ、御影山手2丁目にあリます。
でも、滑り台&砂場と2連ブランコがあるシンプル構成は、第1~第3と同じです。
三方を住宅に囲まれた小さな敷地で、奥まで行ってから振り返ってみてもこんな感じ。
花壇はきれいに管理されていましたが、訪ねたのが、春とは名ばかりの冷たい雨が降る日だったので、写真は今ひとつ。
公園の南隣は、以前は立派な石塀を持つお屋敷があり、そこの樹々が公園の借景になっていたのですが、これが無くなってしまったことと、同時期に園内の高木が何本も伐られて植え替えられているために、全体的にややボンヤリした景観になっています。
隣のお屋敷跡は、この付近に多い、現地で調達できる花崗岩の玉石を使った石垣が立派なのですが、もう敷地内の建物などは全部撤去されていますので、この石垣もいつまで残るかは不明です。
ところで、公園から一筋東に入ったところに、これまた石垣と生垣に囲まれてまったく目立たないのですが、本尊無言薬師堂という小さなお堂があります。
現地にあった解説には、”今から1400年も以前、聖武天皇の時代に、正応律師という当時の名僧によって開基された松本山正応寺の跡です。堂の周りには古い石造や石碑が散在し、その中にはこの薬師堂に付属していたと思われる庵の主であった禅師たちの名を記した石碑もあり...”とあります。
変わる風景、変わらぬ風景を味わった第4御影山手小公園でした。
(2025年3月訪問)
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