No.3867 正利の尾公園は尾根地形を残していましたが、尾根があれば谷があるのは世の習いで、すこし西に離れたところに別当谷公園があります。
『神戸市小字名集』には、山田町原野の小字として「別当谷(ベットウダニ)」が収められていますので、これから採られた公園名だと考えられます。
住宅地内の道路が幹線道路と合流するところにあり、敷地全体が道路に囲まれているため、どこからでも園内がよく見えます。
その「よく見える」ということをシンボライズしたかのような、レントゲン柄の飾りパネルが採用されています。
ぜひ首と手を突き出して記念写真を撮りたかったのですが、一人で訪ねていたので断念しました。
裏側に内蔵のイラストでもあれば、なお面白かったのですが、さすがにそれは無くて、いたってシンプル。
この滑り台のほかには、鉄棒、ベンチ、手洗い場くらいのシンプルな施設構成です。
小さいけれどよく目立つ場所なので、美しい花木が加わると嬉しいと思う別当谷公園でした。
(2024年7月訪問)
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