神戸市北区桂木の住宅地は、南が高く、北に向かって下がっていく地形をしているのですが、その中でも南端の崖地を敷地にしているのが、桂木南公園です。
と言っても、崖の上にも道路が通っているので、今回は上から園内に入ります。
急な崖地にスイッチバック式に園路を通し、折り返し部分が少しだけ広くなって遊具広場になっているのが基本構造ですが、さすがにそれだけでは面白くないので、途中で1ヵ所、園路が二股に分かれて、斜面を使ったロング滑り台へと通じています。
滑り台の上から、広場部分、桂木の住宅地、彼方には帝釈山の方角を眺めます。
長さ20メートルの滑り台も楽しいのですが、それ以上にこの景色が魅力です。
同じ場所から反対側は、少し遠いですが六甲山系。
港町のイメージからは正反対の、山に包まれた神戸・北区の雰囲気がたっぷりと味わえます。
遊具広場まで下りて、滑り台を見上げます。途中に十分な減速部はあるものの、幼児では少し怖いかも知れない長さです。
小さな子向けには小さな滑り台もあるのですが、長さは1/10以下になるので、これはこれですぐに物足りなくなるかも知れません。
斜面部分にはツツジがたくさん植えられているので、花の季節に訪ねると楽しそうな桂木南公園でした。
(2024年7月訪問)
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