JR足利駅の北側200メートルほどのところに平安時代末期に創建されたと伝わる伊勢神社があり、その周りが伊勢町。そんな町の伊勢児童公園は、伊勢神社のすぐ東に隣接する小公園です。
園内からは、奥にある伊勢神社の社叢が、緑の衝立のように屹立して見えます。園内の樹木も決して小さいわけでなありませんが、存在感では圧倒されています。
3方向を道路に囲まれた園内は、中央に広場を取り、外周部に遊具やパーゴラを集めています。
遊具点数は、公園のサイズからするとやや多めで、低年齢向けの複合遊具、ブランコ、揺れる動物ロッキンパッピー、小さなジャングルジムなどがあります。
中でも、デザインが面白い遊具は、半円形あるいは蓮の葉のような形をした砂場に沿って、弧を描くようにコンクリート造の動物遊具が並んでいるところ。和風日時計のような雰囲気ですが、十二支の動物はウサギくらいで、あとはカバやテントウムシなどです。
その横には、揺れる動物遊具のロッキンパッピーが2台並んでいます。足利市の中心部にあるので、多くの子供たちの利用が見込まれていると思われます。
園内の動物遊具はもう一点。頂上にヒヨコが乗ったジャングルジムです。通常のジャングルジムを45度傾けたようなスタイルも面白く、この公園の特徴ポイントになっています。
ブランコは、新旧2つの4連ブランコが並んでいます。
古い方は、柵なし、マットなし。足元はしっかり掘られて水溜りができています。
新しい方は、柵あり、マットありで、2つ分が乳幼児用のバケット式になっています。2つが並んでいることで、遊具の進化がひと目でわかります。
園名板のフォントが読みやすい伊勢児童公園でした。
(2024年5月訪問)
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