木戸が池緑地は、2024年(令和6年)3月に新設された北大阪急行・箕面萱野駅のすぐ東にある池の周りを使った小公園です。
このように、駅のホームからでもよく見えるところにあります。
ところが駅を出ると、じつは間には千里川という小河川が流れており、まっすぐに木戸ヶ池緑地へ入ることはできません。
訪問時点では、駅は開業したものの周辺は工事中の箇所が残っていたので、今頃はそれが終わって、もう少し行き来がしやすくなっているかも知れません。
仕方がないので、今回は池の南東側からグルっと回り込んで、園内へと至ります。
全体的な構造は、堤の上を一周するように園路が通っており、これは千里川沿いの遊歩道へ繋がっていきます。また、そこから一段下がった池の直近にも周回園路があり、これは木製デッキの園路となっています。
堤上の段は、園路の両側にサクラなどが植えられており、歩く人はこちらの方が多いと思います。
一方、下段の木製デッキの園路は、水辺に近い分だけ涼しげで開放感があり、もう少し水が多い時期なら、なお楽しめたことでしょう。
隣に建つ箕面萱野駅は、木質部材や被膜屋根を使った軽やかなデザインで、池の風景を引き立たせてくれます。
戻って堤の上。ぐるっと一周、ずっと園路ばかりというわけではなく、東側の方に少しだけ平場の園地も取られています。
ここは木デッキを階段状に組んで、座れるようにしたスペース。
こちらは、その隣の芝生広場。
その向かいあたりには、窓が開いた壁が立っています。野鳥観察用でしょうか。
でも、ここで隠れて覗いてみても、水際に園路が通っている限りは「あ～っもう！いま犬連れてきちゃダメでしょ!!」みたいな事になりそうなのですが、どうなのでしょう？
そこから北へ向きを変えると、川沿いに遊歩道が続いていきます。
桜舞い散る木戸ヶ池緑地でした。
（2024年4月訪問）
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