園田公園は、尼崎市にある園田競馬場から南に道一本挟んだところにある小公園です。
以前は園内に市民プールがあり、その建設のために小学校となるべき用地を一部削って公園にした経緯があるそうなのですが、平成の中頃にプールは廃止・撤去されて、跡地は公園の広場スペースとして再整備されました。
ちなみに上写真は、手前の舗装が小学校への通学路、植栽奥の土敷きが公園への通路で、2つが交わらないように厳格に分けられています。
どちらも通路なんだから、一本で広くするか、高木の間の低木は取ってしまって行き来しやすくすれば良いのに、なにかしら、学校用地を削ってプールや公園に使ったことに対するわだかまりを感じてしまうような構造です。
さて、そんなわだかまりの元になった(と勝手に思っている)プールは無くなり、このような草芝敷きの広場になっています。
スペース的には、25mプールを入れたらギリギリいっぱいくらいの広さです。
なので、実際に2007年(平成19年)に撮影された空中写真で確認してみると、やっぱりギリギリでした。
学校の北側、高木植栽によってグラウンドとは仕切られたところに、長方形の25メートルと変形のおそらく幼児向けプールとを備えた市民プールがなんとか収まっているような格好です。
国土地理院「地図・空中写真閲覧サービス」より/整理番号:CKK20071/ コース番号:C22/写真番号:15/撮影年月日:2007/07/27(平19) |
プールは廃止されたのですが、わずかな名残で小さな噴水型の水遊び場が作られています。おそらく稼働期間が決まっていて、訪れたのは6月でそこそこ暑い日だったのですが、まったく水が出る気配がありませんでした。
この照明灯にセンサーが付いていて、ポールに近づくと噴水から水が出るらしいのですが、噴水とポールとの距離が7~8メートルと、微妙に離れているのが謎です。「噴水のところに知らずに立っていたら、関係ない人がポールのそばを通ってびしょ濡れに!」といった事態が起きないか心配に思ってしまいます。
そして、センサー噴水の説明イラストが、噴水で遊ぶような子供たちではなく、もうちょっと年上に描かれているのも面白いところ。
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