ずいぶん前に、No.19 香雪の杜を記事にしました。
これは阪急・御影駅近くの香雪美術館の壁にピッタリと張り付いて、美術館敷地内の樹林地を借景にした小公園でした。
その香雪美術館の西隣にある弓弦羽(ゆずるは)神社の横手には、「弓弦羽の杜」と名付けられたオープンスペースがあります。
No.19は美術館の壁の外側で道路側を向いていたので、小さくても公園色が強かったのですが、ここは神社境内とひと続きになっており、ほぼ境内の一部。静謐な雰囲気が漂います。
仕立ても小経風で、通常は中まで入って歩き回れない社叢林を、ちょっとだけ通らせてもらうような感覚になります。
杜の小経を抜けると弓弦羽神社の裏参道に繋がっており、すぐにお参りもできます。
弓弦羽神社では熊野三所大神をお祀りしており、これのお使いが八咫烏。いまは日本サッカー協会のシンボルマークにもなっているご縁と、御影と言えば御影石というご当地自慢とが結びついて、御影石のサッカーボールが飾られています。
周りにはサッカー上達、チームの勝利を願う絵馬が吊るされているので、これも一種の御神体と呼んでも良いでしょう。
絵馬と言えば、もうひとつ欠かせないのが羽生結弦ファンの皆さん。
結弦と弓弦羽のご縁で、応援のためにここにお参りする方が多く、イラストや写真入りのお手製絵馬が大量に並びます。
ブログ作者がここを訪ねた時は、羽生さんの結婚をお祝いする絵馬が多かったのですが、記事にするまでの3ヵ月ほどの間にスピード離婚されたので、なんとも微妙な状況になってしまった弓弦羽の杜でした。
(2023年9月訪問)
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