No.3334 今池公園、No.3335 宮の池公園に続いて、岸和田城下町の南方あたりの溜池を埋め立ててつくられた野田公園。
池そのものは今池や宮の池よりも大きかったようですが、ここの埋立地の大半は中学校になっており、公園はそれほども広くありません。またプールやテニスコートによって園地が二分されているため、ますます広がりに欠ける敷地構造となっています。
まず二分されているうちの、大きい方の遊具広場。滑り台、ブランコ、土管遊具などが設置されています。
てんとう虫を屋根に乗せているのは、幼児向けの小ぶりの複合遊具。滑り台に吊り橋やラダーなどが複合しています。
そのほかには座板式4連+バケット式2連のブランコ、
大・小の土管遊具、
色鮮やかなラダー遊具などもあり、規模の割には遊具が充実しています。プールと合わせて、子供向けの要素を強める整備内容だと言えましょう。
この大きい方の遊具コーナーから、プールの横をすり抜けて150メートルほど歩くと、もう一つの遊具コーナーがあります。
こちらがもう一つの遊び場。あるのは滑り台と4連ブランコ、砂場なのでさっきの遊び場とダブっていますが、街なかの児童公園だと150メートルも離れると別の公園があったりしますので、ここはやむなしかも知れません。
両者を隔てているプールについては、観覧スタンド付きの50メートル×8コースプールと、浅い子供用のプールがあります。岸和田市には、中央公園にも同じくらいの50メートルプールとレジャープールがありますが、こちらもなかなかの規模です。
そのほかにも、岸和田市内を歩いていると屋外型の市民プールをあちこちで見かけるので、市のHPで確認してみると13ヵ所もあるようです。でもきっと、どこも作ってから40~50年くらい経っていると思うで、これから後始末が必要な時期に入ってくるだろうと思います。
ここの場合はプールの中学校と通じる小さな出入口がありました。おそらく中学校には専用プールがなく、水泳の授業の時だけ市民プールに出てくるスタイルだと思われます。
ほかの市民プールには、同じように学校と併設されているもの、単独設置のものなどタイプがありますので、それぞれの事情に応じて、でも原則としては数を減らす方向になるんだろうな、と思います。
公園なのですが、どちらかと言えばプールの行末が気になった野田公園でした。
(2022年10月訪問)
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