荒川区では、条例に基づく防災機能を備えた広場として、防災広場・防災スポットの設置を進めています。広場とスポットの違いはよくわからないのですが、いずれも災害時には避難や救援、平常時は防災訓練などを行なうための施設です。
とは言え、密集した市街地の中の貴重なオープンスペースですので、普段は子供が遊んだり、近所の人が集まったりする公園として使われています。東尾久5丁目防災広場もそうした施設のひとつです。
No.3295 東尾久5丁目児童遊園と比べると明らかにこちらの方が子供が遊ぶのに向いているので、制度と名前と実態とがうまく結びついていないように感じますが、通常の公園ではないので遊具などはありません。いざという時に役立つものとしては、生活用水のための井戸。
座板を外せば煮炊きができるかまどベンチ、
防災関連グッズが収納されている防災倉庫などがあります。
このステージみたいなものは何でしょう。
排水枡が仕込んであるので、何かしらの防災用途があるようにも思うのですが、ちょっとわかりません。水消火器とかを使った防災訓練用の的でしょうか?
いざという時に役立つのは、日頃からみんなが親しんでいる場所なので、ご近所の皆さんが丁寧にお花を育てている東尾久5丁目防災広場でした。
(2022年11月訪問)
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